今月のコラム

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何故毎年多い? 春の寝違え&ぎっくり腰

毎年3月頃~5月のゴールデンウィーク明けになると、首の寝違えやぎっくり腰で来院される方が急増します。

原因は様々考えられますが、統計的に一定時期に増えるということは、やはり大自然の気候の変化というものが根底にあることは否定できません。

そこで何故この時期に急増するのか、考えられる範囲でその原因をまとめてみましたので、これを参考に対策してみてはいかがでしょうか。

原因①気温の上昇気温の上昇
サウナや銭湯にある水風呂は、最後に入ることで身体が「冷たい!」と感じます。すると交感神経が刺激されて体温を上昇させようとすることで血流がよくなり、湯冷めしにくくなります。それだけでなく、代謝が上がることで次の日への疲労を残しづらくする、温冷療法と呼ばれる身体の生理機能をうまく利用した習慣です。
春の急な気温の上昇は、極端に言うと、上記の真逆の現象が身体に起きていると考えてよいでしょう。代謝が低下するので疲れが取れにくくなり、どんなに寝ても身体にダルさを感じる傾向が強まります。また、次の日に疲労も蓄積しているので、何の変哲もないことで疲れたり筋が痛くなったりします。最近では「気象病」とも呼ばれ、代謝の低下から誘発する精神的鬱状態の原因とも考えられており、5月病にも結びつくとも言われています。

原因②気温上昇後の気温低下気温上昇後の気温低下
上記原因①のように、代謝が低下して疲れが取れていない状態の時に急激な気温低下が起きると、疲労している筋がさらに緊張し、ちょっとしたことで緊張から痛みへと悪化してしまいます。柔らかい物は壊れにくく硬い物は壊れやすい、というのは世の常ということです。

原因③冬の水分不足による代謝の低下
「1日2.5リットルの水を飲んだほうがいい」という習慣を耳にしたことはありますでしょうか。排泄や発汗、また呼吸によって身体から出ていく水の量が2.5リットルにもなる。というところからの話で、以前よりもその習慣は浸透してきていますが、冬は寒さのせいでついつい水分補給を怠る方が多いようです。そのため、水分不足による代謝の低下でやはり疲れが取れにくくなり、筋を痛めるということも考えられます。

ちなみに、花粉症や春の感染症もこの水分補給不足により粘膜の力が十分に発揮されず、悪化する原因になっている原因の一つであると示唆する声も多く聞きます。

原因④環境の変化による精神肉体的ストレス環境の変化による精神肉体的ストレス
やはり春は環境が変わる方も多いので、場所の変化や人の変化、新しく覚えなくてはならない物へのストレスなどを感じる方も多くいらっしゃいますよね。すると当然そのストレスは、発散ないしは吸収できていないと身体の細胞を傷つけ、肉体機能の低下に結びつきます。

さらにゴールデンウィークは日常と違う事をしたりする機会も多く、楽しくとも日常以上のストレスが身体にはかかるのでなおさらです。

原因⑤栄養素の摂取不足栄養素の摂取不足
ストレスは、一言で言えば活性酸素量を「減らす」か「吸収」するかあるいは活性酸素によって傷ついた細胞を「修復」するかで解決できます。いつもと同じ食生活ですと、乗り越えることは当然難しくなるでしょう。前述の原因④の諸ストレスを吸収、あるいは傷ついた細胞を修復できるだけの栄養素が必要となります。

秋の「食欲の秋」というのは、気温差に負けない、寒い冬に負けない栄養の摂取が生き物として必要な時季だからですが、もちろん春にも同じことが言えます。やけに食欲が増していると自覚ある人はよく分かると思いますが、やはり身体が栄養素を必要としている信号を出しているということです。

原因⑥花粉症栄養素の摂取不足
春はたくさんの花粉やそれ以外の浮遊物が飛んでいる、ということをよく耳にします。例えばそれら浮遊物によってくしゃみや咳が出るときに、首や腰などの体幹の筋をかなり消耗します。下手をするとくしゃみをしたときにぎっくり腰や首をピキッと傷めることもあります。そのため、花粉にかかわらず、くしゃみや咳をしている方はいつもより筋疲労も激しいとお考えになっていただいて間違いはありません。

原因⑦地球のエネルギーバランス
春は草木が一斉に芽が出てきます。するとそこには膨大なエネルギーが必要になり、同時に消費されていることになります。地球の様々なエネルギーは一定であると言われていますが、どこかに水が集まれば他所では乾き、どこかで気圧が下がれば他所では上がります。

こういったエネルギーバランス上、草木に対してエネルギーが集中する時季は、人間は少し活動を控えるように代謝が下がるのだという方もいて、一概にそんなことは無いとは言えないと思います。やはり大自然のシステムは非常に緻密に合理的に良くできていますので、自然のシステム上、一旦受け入れることも重要なのではないかと思います。

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さて様々な主な原因を述べてみましたが、他にもまだまだあるでしょう。しかし原因が分かれば、後は対処すれば良いだけの話、上記の原因を根本から解決する具体例を下記にまとめてみましたので、ご参考にしてみてください。

対策①低下した代謝を上げる低下した代謝を上げる
ここで言う代謝は「自発的」な代謝でなければなりません。そのため、ストレッチでもウォーキングでもなんでも良いので、身体を動かすことによって「汗」をかいてください。

しかし、お風呂は外から温められるのでここでは「自発的」な代謝にはあてはまらず、逆に疲れが中々取れにくくなります。

それでも身体を動かす「自発的」な代謝を促進する時間がなく、どうしてもお風呂でしか発汗できないという方は、上で述べた温冷療法を実践してみてください。

冷→温→冷→温→冷→温→冷
の順でお風呂から上がった後、最後にシャワーを浴びていただければいいでしょう。水が冷たいのが苦手の方は、足だけでも効果はあるそうです。「冷に始まり冷に終わる」と覚えておきましょう。
注:循環器に不安のある方はお控えください。

対策②バランスのとれた栄養摂取量をいつもの1.5~2倍にする(「いつもの」の定義は厚生労働省発表基準による日本人に1日必要な栄養素の量)バランスのとれた栄養摂取量をいつもの1.5~2倍にする(「いつもの」の定義は厚生労働省発表基準による日本人に1日必要な栄養素の量)
季節の変わり目の様々なストレスを乗り越えるには、それなりの機能の材料となる様々な栄養素がなければ十分に身体は働いてくれません。食事だけでは摂取量を増やすのが難しい方は、良質なサプリメントを活用するのも良いでしょう。

対策③大げさなくらいの冷え対策
代謝の落ちているときにいきなり感じる冷えには身体は無防備で、1日にして体調を崩します。特に「朝が寒い」「昼は暑いが夜は寒い」これらのタイミングで身体を冷やしてしまうことは避けましょう。寝る服装は通年であまり変えず、掛布団で調整することをおすすめします。また、外出時に迷ったら、面倒くさがらず一枚多めに衣類を持って行くのがいいでしょう。

対策④水を飲もう
代謝の源は、身体が循環していること。水分が不足すると循環が滞ります。上にも述べましたが、1日平均2.5リットルを目標に水分を摂るようにしましょう。

対策⑤花粉症や春の浮遊物対策花粉症や春の浮遊物対策
外から戻ったら、鼻うがいがお勧めです。これだけでくしゃみ対策はばっちりと言っても過言ではありません。目が痒い方は、外から戻ってすぐのタイミングでしたら目の洗浄もお勧めです。また、室内(特に寝室)には空気清浄機は必須です。

対策⑥背骨骨盤のバランスを整えよう花粉症や春の浮遊物対策
やはり季節的なストレスは皆同様にありますが、乗り越えられる人とそうでない人に分けられます。

背骨骨盤のバランスが良い人は肉体的ストレスが少ないので、バランスが悪い人よりはストレスに強いといえますが、バランスの悪い人は根本的に筋緊張や疲労が取れていない上に様々なストレスにさらされますので、「こんなことで?」と思うほど、ストレスに弱くなります。

朝起きても疲れが取れていないと感じたら、当院のカイロプラクティックで根本から骨格バランスを矯正されることをお勧めします。

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